【都内】特別展『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』を観てきました。
上野の国立科学博物館の、特別展『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』に行ってきました。
世界的に有名な「化石ハンター」(カッコイイですね!)ロイ・チャップマン・アンドリュースの功績が紹介され、彼の活動に関連する恐竜や哺乳類の化石や模型の数々が展示されていました。
地球上にかつて存在した、最大の陸生哺乳類「チベットケサイ」の巨大模型や、可愛い小型生物の化石などに、目を奪われました!今回は「化石ハンター展」の様子をレポートします。
特別展『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』の開催場所
『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』は、東京・上野の「国立科学博物館」で、2022年7月16日から10月10日まで、開催されています。
住所
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
電車でのアクセス
JR上野駅 公園口から徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅 7番出口から徒歩10分
京成線京成上野駅 正面口から徒歩10分
敷地内に駐車場、駐輪場が無いため、公共交通機関を利用しましょう!
オンラインによる日時指定予約が必要
事前に日時指定をした入場予約が必要になっています(2022年8月現在)。
入場予約をし、チケットはオンラインで購入することも、当日窓口で購入することも可能です。
入場ご希望日の1か月前(31日前)、午前9時から申し込み可能です。
『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』の日時指定予約はこちら
『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』のみどころ
『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』は、第1章から第7章までで構成されています。
伝説の化石ハンター・アンドリュースと、彼に続く世界の化石ハンター達が発見した様々な化石や、その発見に基づいて再現された模型などを見ることができます。
第1章 伝説の化石ハンター誕生
伝説の化石ハンターとして知られるロイ・チャップマン・アンドリュースは、ゴビ砂漠を探検して様々な発見を行う前に、日本に来て鯨類の調査を行なっていました。
第2章 アンドリュース、ゴビ砂漠への探検!
第2章では、アンドリュースが1922年から1930年にかけて実施した、史上最大とされる中央アジア探検隊の活躍を紹介しています。
恐竜の卵など、ゴビ砂漠での数々の大発見について標本資料が展示されています。
ゴビ砂漠では、広範囲で機動的に調査を行う自動車隊と、物資の輸送などを担うラクダ隊を組み合わせた、画期的な大キャラバンを編成したそうです。
そのおかげで、古生物学史上重要な化石を数多く発掘したのですね。
第3章 アンドリュースに続け、世界の恐竜ハンター
アンドリュースの中央アジア探検隊の後、しばらくはゴビ砂漠での国際的な発掘は中断されました。
しかし、アンドリュースの偉業に触発され、世界各国の化石ハンターが再び戻ってきて、発掘調査が行われました。
当時、ポーランドの女性化石ハンターや、日本の化石ハンターなども活躍しました。
第4章 アンドリュースが追い求めた哺乳類の起源
GPSも携帯電話もない100年前、アンドリュースがゴビ砂漠への大探検隊を編成したきっかけは、「哺乳類の起源がアジアにある」という仮説を証明するためでした。
この探検では、史上最大級の陸生肉食獣とも考えられ、アンドリュースの名前を冠した「アンドリューサルクス」の頭蓋骨も発見しました。
第5章 挑戦の地、チベット高原へ
アンドリュースの後に続く化石ハンター達が、ゴビ砂漠の次に哺乳類の起源として考えて探検を行った場所は、チベット高原でした。
第5章では、その様子が様々な展示品とともに紹介されています。
約1,100万年前、それまで繁栄していた哺乳類が衰退し、代わりの哺乳類(ヒッパリオン動物群)が出現しました。
第6章 第三極圏の超大型獣に迫る乾燥地帯を好む哺乳類・ヒッパリオン動物群の化石
ヒマラヤは、北極、南極に次ぐ第三の極地、そして裾野に広がるチベット高原を第三極圏と言うそうです。
第三極圏に生息していた哺乳類が寒冷環境に適応してから、氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を解説しています。
娘のりっちゃんは、「チベットケサイ」の子供の目の可愛さに夢中でした笑笑
第7章(第2会場) 次なる化石ハンターとなる君へ(特設ショップ)
第7章では、現代の「化石ハンター」達の活動や成果を紹介しています。
そして「化石ハンター展」特設ショップとして、会場限定のオリジナルグッズも数多く販売されています。
館内施設・当日の様子をチェック!
実際に『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』へ行って気づいた点などを紹介しますね。
無料ロッカー
ロッカーを利用しましょう!
外(展示の建物に入る前)に、たくさんのロッカーがあります。
100円硬貨を入れて使用し、後で戻ってきます。
硬貨の取り忘れに注意しましょう!
音声ガイド
エントランス付近に、音声ガイド機の貸し出しブースがあります。
大人 600円、高校生以下 550円です。
(内容は同じで、ヘッドホンのサイズが異なります。)
ガイドを聞きながら見ると、やはり理解が深まりますね。
お支払いは現金のみです。
休憩所
第6章(第三極圏の超大型獣に迫る)と併設で、広い休憩スペースがあります。
歩き回って疲れたら、一休みしましょう!
飲食は禁止です。
写真撮影
会場内は動画映像以外、撮影自由となっています。
ただし、以下は禁止です。
- フラッシュ撮影
- 一脚、三脚の使用
- 自撮り棒の使用
ルールを守って、たくさんの映え写真を楽しみましょう!
会場内の様子
夏休み期間とはいえ、平日月曜日の午前中であったからか、会場内は適度な人数で、じっくりと見て回ることができました。
なお、冷房がかなり強かったので、上着は必須です。
国立科学博物館は、夏は着込んで、冬は薄着になれる準備が必要です。
まとめ
特別展『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』は、100年前から受け継がれてきた夢やロマンが詰まっていました!
特に、化石や模型が好きな人であれば、子どもも大人も楽しめること間違いなし!
休みの日のお出かけにいかがですか?
基本情報
住所 | 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館 |
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電話 | 03-6821-8387 |
電車のアクセス | JR上野駅 公園口から徒歩5分 東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅 7番出口から徒歩10分 京成線京成上野駅 正面口から徒歩10分 |
会期 | 2022年7月16日(土)〜 10月10日(月・祝) |
開館時間 | 9時〜17時、8月5日(金)〜14日(日) ※入場は閉館時刻の30分前まで 休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館) ※ただし3月28日、5月2日、6月13日は開館 |
入場料 (税込) | 一般・大学生2,000円 小・中・高校生600円 |
巡回予定 | 京都市京セラ美術館(京都)2022年4月21日(木)~7月3日(日) 宮城県美術館(宮城)2022年7月16日(土)~9月25日(日) 九州国立博物館(福岡)2022年10月12日(水)~12月4日(日) |
特別展『化石ハンター展〜ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣〜』公式サイトはこちら
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