マンション内でのハロウィンイベント!失敗、トラブル、クレーム無し企画のポイントとは
イッコです。
日本でも、すっかり定着した秋の定番イベント「ハロウィン」。
最近は、小さいお子さんが楽しめるように、マンションのイベントとして行うこともあるようです。
私の住むマンションでも、2018年からマンションのイベントとして楽しんでいます。
今回は、実際に私が企画したマンションのハロウィンイベントのメリット、前準備、反省点などをご紹介します。
企画書やチラシ、ご自由にダウンロードして使用してくださいね。
マンションのハロウィンイベントのメリット
マンション内で行うハロウィンイベントには、メリットがたくさんあります。
子どもが喜ぶ
「仮装」と「お菓子」、いいね!!!
子どもが嫌いなわけないですね。
「みんなで仮装をして歩き、ドアをノックしてお菓子をもらう」
子どもにとって、ちょっとした冒険です。
また、仮装を考えたり、時には小物を自分で作ることは想像力を育てます。
実際、マンションには、イベントを毎年楽しみにしている子どもたちが大勢います。
住民の交流が増える
イベントに参加をすることで、知り合いになり、日常的に会話のできる人が増えます。
地域やマンション内で困ったことを、気軽に話せる相手が複数いることで、情報も入ってきやすくなります。
子どもにとっても、挨拶ができる人、そして見守ってくれる大人がいることは、大きなメリットでしょう。
安全に楽しめる
「ハロウィンイベント」というと、誰かの家でホームパーティをして、お菓子を交換することが多いようです。
友達の家が遠くて歩くのが大変だったり、(都会では)子どもが大人数で仮装をして、道路を歩くことは危険だからでしょうか。
マンション内では、訪問する家も近く、道路を歩く必要もありません。
コンパクトかつ安全、本格的なハロウィンを楽しめます。
どんなハロウィンイベントが好ましいか?
参加をしない住民に配慮し、ルールを守り、楽しいイベント運営を心がけましょう。
子どもから大人まで楽しめるイベント
子どもが笑顔で楽しんでいる姿を見ると、大人は嬉しいものです。
しかし、イベント開催にあたり、大人の負担があまりにも大きいと、翌年からの参加を躊躇してしまいます。
大人の負担にならない範囲での準備が必要です。
例えば、お菓子を購入し、人数分に分け、ラッピングをして…
という、細かい手間を省くために、1回目のハロウィン イベントは、会費制にしました。
お菓子をまとめて購入し、配っていただける家庭に配布する形式です。
(実際は、「自分で用意したい」という家庭が多かったのですが…)
参加しない住民に迷惑をかけない
子どもにとっては楽しいイベントですが、もちろん参加を希望されない住民もいます。
また、騒音を気にする人もいるかもしれません。
そのような人たちに、迷惑をかけないように、事前にしっかりしたルールを設けて、実行・監督する必要があります。
イベント開催にあたって、以下のルールを設けました。
- 廊下で大きな声を出さない、走らない
- 移動には階段を使用する(乳児連れの人は使用可)
- 18時までに終わる時間に設定する
マンションのハロウィン、当日までの流れ
ハロウィンイベントの開催までに行ったことを、まとめました。
企画書を作成し、理事会に提出(開催約2ヶ月前)
最初の関門は、理事会に企画を承認してもらうことです。
企画書で強調したことは、以下の点です。
- みんなで楽しめるイベントであること
- 住民の交流のきっかけとなり、意義があること
- 子どもにとって良いこと
- 参加しない家庭に迷惑をかけないこと
下記でダウンロードできます。よろしかったら、ご活用ください。
「企画書(エクセル形式)」のダウンロード
チラシの投函、掲示板への掲示(開催約1ヶ月前)
理事会の承認後、参加者を募るチラシと参加届を全戸に配布し、掲示板に掲示しました。
(印刷と全戸配布は、管理会社がやってくださいました。)
参加届で気を使った部分は以下の点です。
・誰でも参加できるイベントであること
・参加する子どもや、お菓子をドア越しに渡す住民を把握すること
・ドア前を通って欲しくない住民を知り、対処すること
結果、子どもがいなくても、お菓子を配りたい年配の方や、お菓子の提供をしてくださった一人暮らしの方がいらっしゃいました。
ありがたいことです。
下記でダウンロードできます。よろしかったら、ご活用ください。
参加届(word形式)
チラシ(PDF。日時・問い合わせ先等空白)
参加者へイベント概要書の配布(開催2~3日前)
日時と簡単なルールを書いた「招待状」と、どの家をまわるか示したルート表を、事前に参加者に配りました。
知らない家を勝手にノックしたり、迷惑をかけることが無いように注意を払いましょう。
終了後、イベントを振り返る
イベントの後は、改良した方が良い点を、簡単にメモに残しましょう。
時間のある時に、翌年に向けてブラッシュアップをすると良いと思います。
例えば、「お菓子をもらって、おしまい」、ではなく、スタンプラリー形式にしたり、子どもにミッションを与えるなど、大人の負担にならない範囲で、もっと楽しめる企画にできるかもしれません。
ハロウィン イベント終了後の反省点
最初は、会費制にしようと考えていました。
子どもに配るお菓子を、各家庭に事前に渡す形です。
しかし、「個別にお菓子を用意したい」と言ってくださる家庭が多かったです。
市販のお菓子を使う
子どもと一緒に作ったクッキーを用意した家庭がありました。
参加者に喜んでもらいたい気持ちは、すごくわかります。
しかし、あまり知らない人の作ったものをいただくことを、快く思わない人がいるでしょうし、衛生面を考えると、市販の「小分けのお菓子」が良いと思います。
お菓子の予算を決める
各家庭でお菓子を用意する場合、予算の上限を決めた方が良いです。
実際、小さなお菓子から、箱入りの高級お菓子までバラバラでした。
そうなると、金銭的にも、お菓子を何にするか考えるのも、負担になってしまいます。
イベント概要を作る
ハロウィン イベントは、私が個人的にやりたくて、運営も一人で行いました。
今後、私がやめても、マンションの(次の世代の)子どもたちが楽しめるイベントとして残せたらいいな、と思っています。
イベントの概要を作り、それを参考に、次に運営する人たちのやり方で、自由に開催していただけたら嬉しいです。
まとめ
マンション内で、ハロウィンイベントを一緒に行うことで、住民同士「良好な関係」を作ることができます。
子どもにとっても、楽しいだけでなく、日常的に挨拶できる人が増えるメリットがあります。
是非、企画を楽しみつつ、やってみてください。
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