古着を寄付して社会貢献!『古着deワクチン』で部屋も心もスッキリ!
サイズアウトや不要になった衣類・バック・靴はどうしていますか?
フリマアプリで売るのもいいですが、面倒だし、ブランド物じゃないし…
見て見ぬふりをしていましたが、都内の狭いマンションでは邪魔。
『古着deワクチン』を使用すると、衣類を寄付して、環境・社会に貢献できます。
最近学校で「SDGs」について学んでいる娘ちゃんにとっても良い影響があるかなと思い、試してみたら
・お部屋スッキリ綺麗!
・古着を気持ちよく手放せて、気持ちもスッキリ
想像以上に良かったので、ご紹介します!
『古着deワクチン』とは?
『古着deワクチン』は、その名の通り、古着(や服飾雑貨)を寄付して、途上国の子ども達にワクチンを送るなど、社会貢献ができるサービスです。
運営をするのは、日本リユースシステム株式会社という古着、雑貨などの輸出を行う会社です。
利用方法
利用方法は以下です。
(1)「古着deワクチン公式サイト」の「ご購入」から、3,300円(税込)で「古着deワクチン専用回収キット」を購入する(キットは2〜3日で届きます)
Amazonのアカウントに紐付けると、住所やクレジットカードの入力が不要です。
(2)衣類、服飾雑貨を回収袋に詰める
(3)佐川急便(2021年6月現在)に集荷を依頼する(送料無料)
(4)着払い伝票と一緒に集荷してもらい、完了
非常に簡単です!
送れるもの・送れないもの
【送れるもの】
衣類、服飾雑貨全般が送れます。
服飾雑貨全般には、バック、靴、帽子、ハンカチ、アクセサリー、サングラス(度のないもの)、ベルトなど、ファッションに属する小物全般を指すようです。
「リメイク衣服NG」という寄付団体も多い中、『古着deワクチン』ではハンドメイドや、リメイクした服も寄付できます。
【送れないもの】
- 下着類(肌着、タイツ、靴下)
- 水着
- タオル、シーツ、寝具(未使用の贈答品は箱に入れてOK)
- おもちゃやぬいぐるみ
- 抱っこ紐
- 大きな穴や汚れのある物
ぬいぐるみが送れると嬉しいのですが、残念ながら対象外です。
抱っこ紐が対象外なのは、間違えて使用すると危ないからかな、と想像します。
公式サイトの「送れるもの・送れないもの」から確認できます。
注意をすること
注意すべきこともあります。
- 一度送ったものは返品できません。送る前に、服のポケットを確認しましよう
- 手元に届いてから3ヶ月以内が期限。期限が過ぎると着払い伝票が無効になります。届いたら早めに準備しましょう
- 「専用回収袋、専用着払い伝票」以外を使用して送ることができない
その他の細かい注意点も、公式サイトの「よくあるご質問」で確認できます。
『古着deワクチン』を選んだ理由
古着を寄付して、途上国で役立てる取り組みをしている団体は、たくさんもあります。
その中で、私が『古着deワクチン』を選んだ主な理由は2つあります。
費用に見合った社会貢献ができる
『古着deワクチン』の利用で、複数の支援ができます。
衣類を寄付すると、途上国の子供5人にポリオの生ワクチンが届けられます(さらにレビュー投稿でもう一人分追加)。
そして、途上国に送られた衣類は、現地で選別・販売をされます。
その作業を担うのは現地の人々。現地の雇用を生み出しています。
また、「専用回収キット」を作っているのは、国内の福祉作業所です。
国内の障害者の就労支援にもなっています。
衣類を捨てないことで、ゴミが減り、国内の環境にも良いともいえますね。
「寄付なのに『専用回収キット』を購入する(費用がかかる)の?」
と思う人もいるかもしれませんが、運搬料、ワクチン購入費用、国内での人件費などを考えると、必要な費用なのだと推測します。
寄付をすることで、部屋が片付き、国内の雇用・環境、途上国の医療と雇用に貢献ができるとは、素敵な取り組みだと思います。
そして、その取り組みは、2019年「ジャパンSDGsアワード」において、「SDGsパートナーシップ賞(特別賞))」を受賞したそうです。
手間が少ない
とにかく手間が少ないです。
- ダンボールを自分で用意する必要がない
大きく、丈夫なダンボールを探すのは、結構大変です。丈夫な専用袋があるのは嬉しいですね。 - 着払い伝票に、宛先記載済みで楽々
些細なことですが、手間が省けて助かります。 - クレジットカード、PayPay、代金引換(別途手数料あり)で素早くお支払い
振り込みでないのがありがたいです - 衣類の記名を消す必要がない
「名前明記部分に上から白い布を貼ってください」という注意書きがある寄付サービスも見かけます - 衣類のリストを入れる必要がない
リストを用意する必要はありません
まさに、詰めて送るだけなので、使い勝手が非常にいいのです。
「古着deワクチン専用回収キット」の中身
注文から3日目に、ネコポスで「専用回収キット」が届きました。
「専用回収キット」の中身
・口コミ投稿のちらし(投稿でさらにワクチン一人分寄付される)
・送ったものの使われ方、送り方が描かれたリーフレット
・佐川急便着払い伝票
・配送業者の連絡先(2019年年末から、配送業者が変更)
・専用回収袋
コンパクトに畳まれていますが、広げると非常に大きいです。
そして、クラフト用紙2枚重ねて作られているので、とても丈夫です。
専用回収袋で、1回にどのくらい送れるの?
3辺の合計が160cmで、25kg以内のものが送れます。
これだけのものを入れました。
以下が送った物です。
【子供物】
- Tシャツ8枚
- 長シャツ・トレーナー 9枚
- ワンピース 5枚
- ショートパンツ・スカート 11枚
- 長ズボン 8枚
- フリース・セーター 4枚
- スモック 1枚
- 着物羽織 1セット
- 鬼滅の刃しのぶさん羽織 1枚
- 靴 2足
- サンダル 1足
【大人物】
- ロングダウンジャケット 1枚
- ジャケット 1枚
- スカート 3枚
- Tシャツ 3枚
- 長シャツ 2枚
- 夏物部屋着 1セット
- 靴 1足
【その他の物】
- 帽子 4個、スキーグローブ 1双
- スカーフ 3枚
- ポーチ 3個
- カチューシャ 3個
- サングラス 2個
- バレッタ 4個
パッパと袋に詰めていきます。
ダンボールではないので、形を気にせずに、どんどん詰められますよ!
不要な衣類などがたくさんあったのですが、専用袋「3分の2」ほどしか埋まりませんでした。
御近所さんや友人と一緒に購入して送っても良いですね。
『古着deワクチン』は、寄付金控除は受けれるの?
寄附金控除とは、地方自治体、認定NPO法人、公益社団法人等などに寄付をし、税金の控除が受けられる制度です。
『古着deワクチン』の運営会社である「日本リユースシステム株式会社」は、認定NPO法人ではないです。
残念ながら、寄附金控除の対象にはなりません。
実際にお問い合わせをしても「対象にはならない」との返答がありました。
まとめ
古着deワクチンに寄付をすると、家の中がキレイに片付きます。
そして、国内の障害者支援、途上国の雇用と医療の支援ができます。
今回、使用してみて、その方法はとっても簡単だと感じました。
フリマアプリやリサイクルショップで売るのもいいですが、寄付をして、社会貢献するのも1つの選択肢。
誰かの役に立つと思うと、古着を気持ちよく手放せるのでおすすめです!
簡単にできる SDGsアクションですね。
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