都道府県の楽しい覚え方!挫折せず、遊びながら身につけるコツ
イッコです。
小学4年生になると、本格的に地理の授業が始まり、都道府県の名前、場所や特産物を覚えます。
これに挫折をし、地理歴史を含む「社会」が嫌いになり、更には勉強そのものが嫌いになる子供が多いと聞きました。
私は社会が苦手で、都道府県の位置がアヤフヤ。名産は、覚えた記憶すらありませんでした。
「楽しく一緒に学び直そうか」と言ったのは、京大文学部出身の賢い旦那さん。
娘が小学1年生の頃から、あの手この手で地理学習の遊びに誘い、今ではクラスで「地図マスター」と呼ばれるほどの地理好きになりました。
そして、一緒に遊んだ私も地理好きになり、日々の生活が豊かになったと実感しています。
地理好きになる(させる)ポイントは「親子で一緒に楽しむこと」です。
「東京都区市町村の楽しい覚え方!小学4年生必見です!」も合わせてご覧ください。
都道府県の名前・形・県庁所在地・特産物を覚える
都道府県の名前・形・県庁所在地・特産物は、カードやかるたで、楽しく覚えられます。
子供向けカードは、たくさん売られています。
どれも、学べる、遊べる工夫がされている中、特にダイソーの『都道府県かるた』は、クオリティーが高い!
絵札の表は、都道府県の形が描かれ、山や河川等の地形も認識できます。裏には、県庁所在地や特産物の記載があります。
読み札は、都道府県名と、特徴を示した文章が印刷されています。
レベルに応じて、読み札の文章全て読み上げたり、都道府県名だけ読み上げてもいいですね。
また、取り手も、都道府県名・県庁所在地名・特産物を言いながら「かるた」を取り、かるたを裏返し、正解を確認することができます。
「かるた」なので、読み札と絵札があり、遊びのバリエーションが多く、100円でコスパ最強です!
カードやかるたは、いくつか購入しで遊ぶと、特産物や特徴を複数覚えることができます。
(メーカーさんによって、異なる特産物が記載されていることが多いです)
本屋、ネット、玩具屋、100均と、身近な場所で数多く探すことができます。
家族に合ったものが見つかるといいですね。
都道府県の地方、位置・大きさを覚える
「日本地図パズル」や「スマホアプリ」は地方、位置・大きさを覚えるのに最適!
我が家で使用して良かった『くもんの日本地図パズル』と、スマホアプリの『あそんでまなべる日本地図パズル』をご紹介します。
『くもんの日本地図パズル』
公文出版の教材は様々ありますが、どれも非常によくできています。
中でも、『くもんの日本地図パズル』は、レベルアップをしながら、楽しく学べる仕掛けがあり、幼児から小学校高学年まで、長く楽しめるパズルです。
詳しい内容や遊び方は「日本地図パズルなら「くもん」がおすすめ!幼児から小学生まで、楽しみながら学べます」をご覧ください。
『あそんでまなべる日本地図パズル』(スマホアプリ)
『あそんでまなべる日本地図パズル』は、日本地図の正しい位置に、都道府県をドラッグ&ドロップして、時間を競うパズルゲームです。
自己ベストを縮めたり、ランキングに登録して競うことができます。
エキスパートモードだと、「都道府県名表記と境界線がなく」かなり難しいですよ!
ゲーム感覚で遊べ、お出掛け先で使用できるのもいいですね。
そして、このアプリ、「無料」なんです!
今は、いろいろな学習アプリが出ているので、他に楽しめる物を探してみるのもいいでしょう。
『あそんでまなべる日本地図パズル』のダウンロードはこちら
都道府の名前を漢字で覚える
都道府県について、かるたやパズルでかなりの知識を得たら、次は「書いて」覚えます。
今までに紹介したかるたやパズル、色がついていたり、立体だったり、と覚えることが目的の教材です。
「覚えた!」と思っても、実際に白い地図を出されると、漢字や位置が思い出せないことがよくあります。
我が家では、都道府県名あり・なしの白地図を印刷し、以下の方法で競いました。
- 開始前1分間は「確認タイム」。都道府県名ありの用紙を見て最終確認
- 「スタート!」の合図で、都道府県名なしの白地図に、名前を埋めていく
- 娘ちゃんが都道府県全て埋めたら、その後10秒後にタイムアップ
- 自分で丸付けをして、間違えたところを確認し、ファイルに挟む
かなり集中力を使うので、対戦は基本1日1回。
『ちびむすドリル』のサイトで、白地図が(都道府県名あり・なし)のダウンロード可能です。
当初、娘のみ「平仮名で書いても良い」というルールだったので、娘の圧勝。
父母のとっては、「分かるのにタイムアップ」という悔しい日々が続きました。
数回対戦すると、娘は
わたしも漢字で書けるようになりたい!
というようになり、
自主学習(自分でテーマを決めて学習する)課題で、都道府県と県庁所在地の漢字を覚えることにしました。
丸付けも、自分でやりたいのだ!!
というので、
自主学習用リストを、エクセルで作りました。
よろしかったら、ご活用ください。下記でダウンロードできます。
都道府県・県庁所在地リスト
「エクセル」ファイルのダウンロード
「PDF」ファイルのダウンロード
動画(番組)で知識を深める
日本の地理が好きになったら、動画でさらに知識を深めます。
小学校3、4年生向けの社会科番組『見えるぞ!ニッポン』が最適です。
2009年4月から2018年3月まで、NHK Eテレで放送された番組。
今は NHK for School のサイトで見ることができます。
NHK for School『見えるぞ!ニッポン』のサイトはこちら
1回15分で、1つの都道府県の特徴を視覚的に理解できる番組です。
基本情報のほか、河川や山脈、世界遺産等の知識を、わかりやすい動画とアニメーションで紹介しています。
最後に出題される「都道府県クイズ」も、興味深いですよ。
これは、娘が学校でも見ていますが、地理に興味がないと楽しめない可能性があります。
地理好きに育った娘は、家でも自分からすすんで見ますが、地理に興味のないクラスの友人は、学校で見るのが苦痛だと言っていました。
何歳から始めるのが効果的?
早い年齢で、都道府県を遊びながら学ぶと、すぐに覚えられます。
実際、2、3歳で教えるご家庭や教室もあるようですね。
個人的には、5~7歳辺りの「会話のキャッチボールができる頃」で、親と遊びたい年代に学ぶのがいいと考えています。
そのころの子供だと、「ニュースや周りの会話から入ってくる情報」と「学んだこと」をリンクさせることができます。
知識を他の人に話すことにより、褒められ、もっとやりたい気持ちも育つでしょう。
また、親と競って勝ちたい気持ちがあるのもいいですね。
親は手を抜かず、ズルをせず、一緒に全力で遊びましょう!
そして、月に数回、ご紹介したどれかの方法で遊ぶと、忘れないですよ。
大人は特に忘れやすいですしね…
まとめ
まとめます。娘は、以下の方法で都道府県を覚えました。
・カードとかるた遊び:名前・形・県庁所在地・特産物を覚える
・『くもんの日本地図パズル』:地方、位置・大きさを覚える
・『あそんでまなべる日本地図パズル』アプリ:ゲーム感覚で遊ぶ、外出先で復習
・白地図と自主学習:漢字を覚える
・『見えるぞ!ニッポン』:視覚的に理解し、知識を深める
・知識を定着させるために、定期的に遊ぶ
大切なのは、「イヤイヤではなく、子供が楽しんで学ぶこと」と「親も、一緒に楽しむ。そして楽しめる環境を与えること」。
都道府県の知識は一生もの!
早いうちに覚えて、周りの人にたくさん褒めてもらいましょう!
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