【都内】「白浪五人男」の人形を浅草で探してみた!
浅草といえば、
- 街のシンボル「雷門」
- 情緒あふれる「仲見世通り商店街」の食べ歩きや買い物
- 東京都内最古のお寺「浅草寺」
と色々ありますね。
浅草の街について、娘のりっちゃんの小学校4年生の教材に載っていました。
浅草の街を、実際に目で見たい!
ということで、浅草散策を実行!
中でも娘ちゃんが一番見たかったのが、白浪五人男」の等身大人形
かなり、マニアックです…
今回は、歌舞伎の「白浪五人男」とオマケの「鼠小僧」の等身大人形についてご紹介します。
浅草の伝法院通りで、ゲーム感覚で、人形を見つけてみませんか?
「白浪五人男」とは
「白浪五人男」は、幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎狂言作者「河竹黙阿弥」氏によって書かれた、歌舞伎の演目の1つです。
「白浪五人男」は通称で、正式には「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)が題名。
「白浪」とは、歌舞伎では「盗賊」を表します。
東海道をまたにかけた、魅力的で個性溢れる五人の大泥棒のお話です。
五人盗賊とは…
- 五人男のリーダー「日本駄右衛門」
- 美男子で女装が得意の「弁天小僧菊之助」
- 神出鬼没の盗賊「忠信利平」
- 最年少の盗賊「赤星十三郎」
- 漁師の息子の船強盗「南郷力丸」
漫画家・特撮ドラマ原作者の石ノ森章太郎氏は「白浪五人男」からヒントを得て、戦隊ヒーローもの『秘密戦隊ゴレンジャー』を書いたと言われています。
石ノ森の考えた「五人組」の役柄は…
- 頼もしいリーダー
- カッコいい二枚目役
- まとめ役の女性
- 新人役
- お笑い役
今でも戦隊モノは、同じような五人のキャラクターが多いですね。
今も昔も、物語を盛り上げる役どころは同じと言えそうです。
浅草の「白浪五人男」人形の場所
「白浪五人男」の等身大人形は、浅草の「伝法院通り」の東側に散らばっています。
作者の河竹黙阿弥氏が、「伝法院通り」あたりに住んでいたことがあり、この楽しい人形企画ができたようです。
「伝法院通り」で、最初に目に飛び込んできるのは、五人男のリーダー「日本駄右衛門」
通りのど真ん中に、車止めの「立札」を持って決めポーズ!
「問われて名乗るもおこがましいが」と、彼の名セリフが聞こえてきそうです。
その他の4名は、通りを見ているだけでは見つかりません。
それぞれ、屋根の上、ベランダなど、少々みつかりにくい場所にいるので、ぜひ探してみましょう!
オマケの「鼠小僧」人形
「伝法院通り」西側へ進むと、屋根の上に「鼠小僧」を見つけました。
江戸時代後期、階級の高い悪人から盗んだ金品を、貧しい庶民に配ったとされた盗賊です。
「鼠小僧次郎吉」として映画、テレビドラマ、アニメにもなっています。
鼠小僧は日本橋人形町の生まれとされています。
なぜ「伝法院通り」に「鼠小僧」がいるかは謎です。
…「白浪五人男」と泥棒繋がりでしょうか?
まとめ
今回は、浅草のちょっとマニアックな情報をお届けしました。
訪れて楽しい、食べて美味しい、情緒感じる浅草!
浅草寺、雷門、食べ歩きの合間に、「白浪五人男」と「鼠小僧」の人形を探してみてはいかがですか?
ゲーム感覚で楽しいですよ!
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