家庭で性教育(小3娘)。我が家のやり方とメリット3点を紹介します
リョーです。
娘が小学3年生の夏に、家庭で性教育の話をしました。
具体的には、男女の体の仕組みに始まり、性行為、子どもが生まれる仕組み、生理、LGBTQなどの話をしました。
わが家での性教育の方法や、実感したメリット3点について紹介します。
性教育を行ったきっかけ
妻とは、娘が幼児の頃から、「早めに性教育した方が良いよね」と話していました。
性教育用の絵本なども買って準備したのですが、なかなか実行せず、絵本を使う年でも無くなったある日、
『「赤ちゃんってどうやってできるの?」にきちんと答える親になる!:学校もママ友も教えてくれない明るく楽しい性教育』(のじまなみ 監修、 ふじいまさこ マンガ)という本を読みました。
この本を夫婦ともに読むことで、以下の共通認識を得ることができました。
- 学校では生理について教えても、性行為についてしっかりとは教えない
- インターネット等で偏った知識に出会う前に、性に関する知識を真正面から教えるべき
- 家庭での性教育は、親からの話を素直に受け入れやすいうち(10歳=小学4年生になる前くらい)にやるべき
わが家での性教育の方法
わが家は、父と娘の関係が良い、説明は父からすることが多い、などの状況があり、夫婦同席の元、父が娘に対して性教育についての話をしました。
ただし、家庭の事情もあるでしょうし、同性のみで話した方が話しやすいという場合もあると思います。
余談ですが、僕自身は性教育を受けたことがありません。
今考えると、性に関する正しい知識を早い段階で知っていたかったと感じます。
是非、女の子だけではなく、男の子のいる家庭でも、性教育の話をしてもらえればと思います。
性教育については、『13歳までに伝えたい女の子と心と体のこと』(やまがたてるえ 著)を、娘と一緒に読むという形で進めました。
他にも何冊か購入して、事前に読み比べた結果、以下の点がよかったです。
- イラストが可愛い
- 図解が分かりやすい
- 説明しやすい
全て漫画になっていて、ストーリー仕立てで感情移入して読めます。
家族で一緒に「何日かに分けて読んだ」後、テーブルに置いておきました。
すると、娘は気になるところなどを、一人で読み返していました。
娘にとっても読みやすかったようです。
また、『サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える「性って何?」』(高橋幸子 著)も、子供に分りやすい言葉で書かれていて、子供だけでも読める内容でした。やはり初めは一緒に読んで、好きに読み返してもらえるようにするのが良いですね。
性教育をして感じたメリット
小学3年生(当時)の娘に性教育をしたことで感じたメリットが3点あります。
娘が、正しく生理に備える心構えが出来た
初潮の時期は幅広く、平均的には10歳~15歳とされていますが、人によっては8歳に始まる人もいるとか。
知らない時に、いきなり体から血が流れたら、パニックになってしまいます。
娘は、学校など親がいない場所で、いつ初潮があっても大丈夫なように、準備をしています。
性に関する話が、タブーでなくなった
性教育をする前は、テレビや本を一緒に見ていて娘に質問された時に、性や性行為に関することを避けながら、不自然な答えをしたことがありました。
命の誕生の仕組みを話したことによって、様々なことを真正面から正しく伝えることができるようになりました。
例えば、以下のようなことです。
- 男女の違いが何なのか
- 動物や植物の繁殖方法
- 不審者への対応など
娘が親に、性に関することを相談しやすくなった
親から性に関する話をしたため、「性に関する相談を親にして良い」というメッセージが伝わったようです。
生理のことなどを、妻に相談するようになったようです。
今後も、性や体のことで不安がある場合に、一人で心配せずに、親に相談できる環境を整えることができたと考えています。
まとめ
今はインターネットで、少しでも多くの人に読まれるために、面白く刺激的に(盛って)書かれた情報があふれています。
そのような情報に触れる前に性教育を行うことには意義があります。
学校の指導要領の範囲を超えた部分は、家庭でやらなければ誰もやってくれません。
性教育を行うことで、
- 正しく生理に備える心構えが娘に出来た
- 性に関する話がタブーでなくなった
- 娘から親に性に関することで相談しやすくなった
などのメリットも感じました。
皆様も、お子様の性教育を家庭で行うことについて、お考えになってはいかがでしょうか。
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