【都内】「日本科学未来館」は子供と休日のお出かけに最高です!
お台場にある「日本科学未来館」には、小学生の娘とともに、今まで2回行きました。2回とも、親と娘、どちらにとっても楽しく、4時間以上があっという間に過ぎました。
最新情報をアップデートしますね。
入場人数制限中のため、オンラインチケットの事前予約・購入が確実です。
オンライン事前予約(「日本科学未来館」公式サイト)はこちら
『日本科学未来館』へのアクセス
「日本科学未来館」は、お台場にあります。
電車
- 新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」(徒歩約5分)/「テレコムセンター駅」(徒歩約4分)
- 東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」(徒歩約15分)
「東京国際クルーズターミナル駅」からの道のりは、案内表示があり、建物正面にたどり着くため、わかりやすいです。
バス
「門前仲町駅」「錦糸町駅」「森下駅」「品川駅」「大井町駅」「大森駅」など様々な駅前から、「日本科学未来館前」を通る路線バスが出ています。
また、お台場の主要な駅や施設を巡る無料巡回バス「東京ベイシャトル」が20分間隔で運行しています。
バスでのアクセスもおススメです。
駐車場・駐輪場
駐車場、駐輪場は、建物正面右側にあります。
夏休みの日曜日12時過ぎ、駐車場・駐輪場どちらにも空きがありました。
交通案内はこちら(「日本科学未来館」公式サイト)
豊富な展示物・体験型コンテンツを楽しもう!
「日本科学未来館」の館内は、とにかく広く、全部で20種類程の展示物や体験型コンテンツを楽しむことができます。
巨大な地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」
宇宙空間に輝く地球の姿を映し出す、巨大な地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」は、この施設のシンボルアイテム!
まず、皆さんこちらを目にすると思います。
人工衛星が撮影した直近90日間の地球の様子を、8分24秒の映像にまとめて、巨大な地球儀の「ジオ・コスモス」に映し出しています。
少しずつ回転し、雲が動きます。地上にいながら、刻々と変化する地球の様子を感じることができました。
1階から見上げた後、3階から5階につながる通路(オーバルブリッジ)を歩きながら、間近で眺めるコースをおススメします。
また、「ジオ・コスモス」は、毎日決まった時間に(一日数回・数分間ずつ)違った姿になるタイミングがありますので、お見逃しなく!
私たちは見逃しました。次回は必ず見ます。
「ドームシアターガイア」で迫力の映像体験
「ドームシアターガイア」では、リクライニングの椅子に座り、3Dメガネをかけて、プラネタリウム型のスクリーンに映し出される、大迫力の立体視映像を体験できます。
あらかじめ予約が必要です。チケットを購入する際に、ドームシアター付きのチケット(通常料金の1.5倍。詳細は下に記載)を選択し、上映回を指定します。
私たちが体験したのは、『バースデイ ~宇宙とわたしをつなぐもの~』。
月(衛星)、惑星、太陽系、銀河系、宇宙全体の順に、その成り立ちが解説されます。
星が自分をすり抜けていくかのように思える「リアルな立体視」!
ビビりな娘が震えていないか心配で横目に確認しましたが、真剣に見入っていました。(妻が酔っちゃったようで、時々3Dメガネを外していました。)
「世界一のロボット」ASIMO(アシモ)実演(2022年3月末で実演終了)
1日に数回、ヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」のパフォーマンスを見ることができます。
二足歩行するASIMOが、手話を行いながら語りかけたり、走ったり、カニ歩きをしたり、ボールを蹴ります。とてもスムーズな動きに、見入ってしまいます。
新しい科学技術、進化するロボットとの暮らしを考えさせられますね。
場所は、3階常設展(有料エリア)のジオ・コスモス前です。
2002年から20年続いていた、ASHIMO実演。残念なことに、2022年3月末で「卒業」(終了)となります。
ラストの2週間(3月18〜31日まで)は、特別バージョンの実演が行われます。
「未来をつくる」ロボット、情報、イノベーションゾーン
3階は「未来をつくる」というコンセプトで、ロボット、情報、イノベーションゾーンを体験しながら楽しく学ぶことができます。
インターネットの仕組みを、ボールを使って可視化した「インターネット物理モデル」は、小学生にもわかりやすくてお勧めです。
50年後の子孫たちに、どんな地球での生活を贈るのか、体験し考えることができる「未来逆算思考」は、ゲーム感覚で人気でした。
その他、「空間情報科学」という難しい分野を、光と音の世界で遊びながら体感できる「アナグラのうた―消えた博士と残された装置」など、小3の娘が、時間を忘れるほど夢中になるコンテンツがたくさんでした。
「世界を作る」宇宙・地球・生命ゾーン
5階では「世界をさぐる」というコンセプトで、宇宙・地球・生命について紹介しています。
国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙居住棟の中を展示した「こちら、国際宇宙ステーション」を見ていると、宇宙への夢が広がります。
「熱」「二酸化炭素」と「危険」をボールで表現し、その動きで災害が起こる仕組みを疑似的に表現した「100億人でサバイバル」は、私たちを取り巻く世界の仕組みを紹介。
宇宙への夢が膨らむコンテンツが満載です。
説明が分かりやすい!
科学が苦手な人でも、「日本科学未来館」を存分に楽しめる理由があります!
疑問は「科学コミュニケーター」が解説
分からないこと、子どもにうまく説明できないことってありますよね。
そんな時は「科学コミュニケーター」が分かりやすく展示物などの説明をしてます。
虎視眈々と説明の機会を伺っている科学コミュニケーターの方もいて、こちらから話しかけなくても積極的に話しかけてくれることもありました。
マニアックな話が聞ける「科学コミュニケーター・トーク」
5階の「コ・スタジオ」では「科学コミュニケーター・トーク」(各15分程度)イベントがあります。
科学コミュニケーターが、先端科学の魅力や私たちの暮らしとのかかわりを、分かりやすく話してくれます。
「はやぶさ2」についてのトークは、大人にとっても、かなり聞きごたえのある内容で、その偉業についてよく理解できました!
難しい内容を含んでいましたが、説明に写真を効果的に使っていて、小3の娘もしっかり理解できているようでした。
もう1~2歳下だったら、ちょっと理解できないことが多かったかな、とも感じました。
実際、幼児さんがいましたが、しきりに「お母さん、まだ終わらない?」って聞いている姿も見られました。
多国籍言語と音声の解説
全ての展示物・イベントは、日本語と英語での解説が付いています。中国語と韓国語の解説があるものもあります。
海外の方と一緒に訪問するのもいいですね。
その他、スマホで音声説明も楽しめるようでした。次回は使用したいです。
所々に設けられた「仕掛け」が面白い!
「科学」というと、難しいイメージがあるかもしれません。しかし、「日本科学未来館」には、子供から大人が楽しめる仕掛けがあるので安心です。
優しい人工知能(AI)「reco!」が案内、そして分析
館内の至る所に、人工知能(AI)「reco!」が設置されています。
「reco!」にタッチし、展示の感想や質問へ回答すると、お勧めの展示を紹介してくれます。
たくさんのデータを積み重ねることで、「ゴール」で性格の分析もしてくれます。
「reco!」と館内を一緒にまわる体験で、未来を身近に感じることができます。
レストランのメニューが面白くて美味しい!
7階に全面窓ガラスの展望レストラン「Miraikan Kitchen」があります。
レストランでは、宇宙食である「スペースカレー」や、デミグラスソースを土星の輪に見立てた「土星オムライス」など、この施設ならではのメニューが並びます。
「グリルチキンサラダプレート」など、低糖質を好む大人にも嬉しいヘルシーメニューもありました。味も、大人も子どもともに満足のいくものでした♪
5階 カフェ 「Miraikan Cafe」では、軽食が提供されています。
期間限定メニューがあります。
最後に「ショップ」で子どもに芽生えた興味の芽を伸ばす!
ミュージアムショップ「Miraikan Shop」には、様々な実験キット、オリジナルの文房具や科学に関するグッズや書籍がありました。
小3の娘は「世界のトランプカード」と「宇宙食グミ」を選択。
興味を持ったものを、そのままにせずに持ち帰ってみてはいかがですか。
利用者に優しい館内設備をチェック
「日本科学未来館」には、「あったらいいな」の設備が揃った快適な空間が広がります。
無料の車椅子とベビーカー貸出しサービス
3回のインフォメーションデスクで、電動車椅子、車椅子、ベビーカーを借りることができます。
無料のロッカー
エントランスを入るとすぐに、ロッカールームがあります。
ロッカーのサイズは3サイズ。両替機も備え付けられています。
なんと、100円入れて、後で戻ってくるタイプ!ロッカーは無料です!
フリーWi-Fi サービス
無料Wi-Fiがあります。
利用既約の同意とメールアドレス登録、又はSNSアカウント登録が必要となります。
「乳幼児さんと一緒の来館も安心」の心配り
所々に、広いベビーカー置き場があります。
5階カフェ「Miraikan Shop」奥には「授乳室」もありました。
3階の「おやこひろば」は、絵本やおもちゃがある大きなスペースです。
コロナ渦で、残念ながら休止中でした(2021年8月現在)
最高レベルの感染対策
今まで行ったどんな場所よりも、感染対策に力を入れている施設です。
チケットは事前予約(人数制限あり)
入館には事前にオンラインのチケット予約が必要(予約人数次第で、当日窓口販売するチケットあり)。
広々とした施設で、密集・密接することはありません。
1度目は2021年2月の土曜日。2度目は2021年8月の夏休みの日曜日に訪れました。
夏休みでしたが、前回より人数が少ないくらいでした。
体温測定、消毒、看板
エントランスで体温測定と消毒をします。
所々に消毒液と、看板が設置されています。
特に感染症対策の看板は、デザイン性と内容がよく、読み物としても興味をそそります。
徹底されたソーシャルディスタンス
ソーシャルディスタンスを取るように、並ぶ位置、椅子やテーブルの配置が工夫されていました。
「ドームシアターガイア」のリクライニングシートは、一人置きに座るようになっています。
ASIMO上演時(2021年2月17日より3階常設展に会場が変更)の椅子配置も工夫されています。
もちろん、レストランの感染対策もしっかりされています。
8月に訪れたときは、レストランの各テーブルに除菌シートが置かれていて驚きました。
まとめ
「日本科学未来館」のメインターゲットは中学生以上かなと思いますが、今回紹介したコンテンツは小学3年生でも十分楽しめました。
今後新しいコンテンツも増えるようで、工事をしていました。
2度目の訪問では、娘が飽きないか心配しましたが、親子で楽しみました。また、2度目は、かなり娘の理解が進んでいるようでした。
そしてお決まりのように「また来たい!」と言っていました。
親子で科学を楽しむのに、とてもおすすめです。
「日本科学未来館」基本情報
住所 | 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号 |
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電話 | 03-3570-9151 |
アクセス | 電車の場合: 新交通ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル駅」(徒歩約5分)/「テレコムセンター駅」(徒歩約4分)、東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」(徒歩約15分) バスの場合: 「門前仲町駅」「錦糸町駅」「森下駅」「品川駅」「大井町駅」「大森駅」など様々な駅前から、「日本科学未来館前」を通る路線バスが出ています。 |
開館時間 | 10:00〜17:00 |
休館日 | 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館) 年末年始(12月28日~1月1日) |
常設展入館料 | 大人:630円/団体(8名以上)500円 小学生(6歳以上)~18歳以下:210円/団体(8名以上)160円 ※土曜日は無料 未就学児(6歳以下):無料 |
常設展+ドームシアター入館料 | 大人:940円 小学生(6歳以上)~18歳以下:310円 ※土曜日は18際以下100円 未就学児(6歳以下):100円 |
※入館には事前にオンラインのチケット予約が必要です(数に限りがあり)。
※上映時間とプログラム等の最新の情報は「日本科学未来館」(公式サイト)をご確認ください。
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