三鷹駅にホームのシェアオフィス「ステーションデスク」(STATION DESK)を使ってみた!

2021年5月14日

JR三鷹駅ホームのSTATION DESK

最近、いくつかの駅で「時間貸しのシェアオフィス」ができています。

気になったので、JR三鷹駅に設置されたスペースを利用しました。

今回は、JR三鷹駅の「ステーションデスク」の使用感をご紹介します。

JR三鷹駅下りホームのSTATION DESK
JR三鷹駅下りホームの「ステーションデスク」

3タイプのシェアオフィス

「ステーションワーク」(STATION WORK)は、JR東日本の運営するレンタルシェアオフィス」サービスです。

「ステーションブース」「ステーションデスク」「ホテルシェアオフィス」の3タイプがあります。

  • ステーションブース:主に駅の中や、駅の近くに設置。1〜2人用の個室ブース
  • ステーションデスク:主に駅の近くやホームに設置。部屋の中に1人用の個室部屋がある
  • ホテルシェアオフィス:ホテル(ホテルメッツや新宿プリンスホテルなど)に設置

利用場所、用途により選ぶと良さそうですね。

場所、料金や各オフィスの空き状況等の詳細は、「ステーションワーク」の公式サイトをご確認ください。

サイトから会員登録をして、予約をします。
非常に見やすいサイトです。

「ステーションデスク」の利用方法

JR三鷹駅ホームの「ステーションデスク」を利用しました。

いつの間にか、JR三鷹駅ホームの上りと下りに設置されていた「ステーションデスク」

会員登録、予約方法

利用には、ステーションワーク」の公式サイトで会員登録と、予約が必要です。

「ステーションデスク」の利用に、会員登録・予約は必須です(重要なので、後で説明しますね)。

入退室方法

入口のドアには、タッチパネルのディスプレイと、QRコードリーダがあります。

入出口それぞれに設置されている

上側にあるタッチパネルの「QRコード」と書いているボタンに触れます。
すると、画面が切り替わります。

タッチパネルの表示

下側にある「QRコードリーダ」が起動します。

スマホでステーションワーク」の公式サイトにログイン後、表示される「QRコード」を、カードリーダーにかざして入室(開錠)します。

スマホのQRコードをかざす

退出も方法は同じです。

退室する時のドア(建物内)にもタッチパネルのディスプレイが設置されている

「ステーションデスク」の気になる内部

公式サイトには載っていない、気になる「ステーションデスク」内側(広さや使い勝手)を紹介したいと思います。

感染対策

入ってすぐに、アルコール消毒が設置されていました。

アルコール消毒と掃除機もあり

また、空気清浄機が1台ありました。

通路に空気清浄機あり

CUBE(完全個室)とSHELTER(半個室)

中は禁煙です。

ホームの中のスペースということもあり、通路は狭いです。
入って奥の2席が、完全個室「CUBE」、すぐ手前の2席が、半個室の「SHELTER」でした。

CUBEとSHELTER

CUBEとSHELTERの違い


 CUBESHELTER
形態完全個室半個室
通話通話可能通話禁止(ネット会議不可)
料金(税込)275円
※一部キャンペーン価格あり(2021年5月現在)

SHELTER(半個室)では、通話が禁止されているので、ネット会議などはできません。
テレビ会議の予定などがある場合は、注意しましょう。

そして、CUBE(完全個室)とSHELTER(半個室)では大きさは変わらず、料金も変わりません。

値段が変わらないのは、不思議ですね。
CUBE(完全個室)の方が、ネット会議もでき、プライバシーも保たれていいのかな、と感じました。

また、JR三鷹駅ホーム上りと下りの建物で、造りが異なっていたのも不思議でした。
上りSHELTER(半個室)は、布ロールカーテンだったのに対し、下りホームのSHELTER(半個室)はスライドドアでした。

上りと下りのSHELTER(半個室)

個室の中

個室内に、机と椅子、ハンガーがあります。

机、椅子、ハンガーあり
上りと下りで内装やデザインが違います

机には、コンセントが(2)と、USBポート(1)がついてます。

コンセントとUSB

個室内では、食事は禁止、アルコール以外の飲み物は持ち込み可となっています。
Wi-Fi完備となっています。

ご利用案内・注意事項

また、各スペースにエアコンが付いて、快適です。

エアコン完備

⼀⼈で作業をする分には⼗分な⼤きさです。

上りホームのCUBE(完全個室)

利用する上で、会員登録、予約は必要か?

ネットで調べたところ、「会員登録、予約なしでも利用可能」との情報がありました。

ステーションワークの公式サイトでも、BOOTHと・DESKそれぞれ「予約なしでも利用できます」との表記があります(2011年5月11日現在)。

実際のところどうなのか、問い合わせてみました。

ステーション「デスク」は、会員登録、予約必須

ステーション「デスク」の利用には、会員登録と予約が必要です。

会員登録、予約は、ステーションワーク」の公式サイトで行います。

サイトにログイン後、表示される「QRコード」をカードリーダーにかざし、入室(開錠)します。

「QRコード」は、毎日0時に更新されるため、(日を跨ぐ利用は)再ログインをする必要があります。

スマホのQRコードをかざす

ステーション「ブース」は、空席であれば、会員認証、予約なしに使用可能

ステーション「ブース」は、空席であれば、会員認証(と予約)なしで、利用が可能です。

利用方法は以下です。

  1. タッチパネルから「一般」を選択
  2. 利用時間を選択
  3. 「交通IC支払い」を選択
  4. 「交通系IC(Suica、Pasmoなど)」をカードリーダーにかざした後、入室(開錠)

注意点は以下となります。

  • 利用可能時間は「最大60分」(前後に予約が入ってない場合)
  • 交通系ICでの決済

交通系ICさえ持っていれば、すぐに利用ができるのは便利でいいですね。

まとめ

「ステーションデスク」の個室は、一人で作業をするには十分な広さで、集中してお仕事など捗ります。
上手に使えば、隙間時間を有効に活用できますね。

また、ネット会議もでき、プライバシーも保たれる「CUBE(完全個室)」がおすすめです。

今後、設置場所が増えるといいな、と思っています。

仕事