三鷹駅にホームのシェアオフィス「ステーションデスク」(STATION DESK)を使ってみた!
最近、いくつかの駅で「時間貸しのシェアオフィス」ができています。
気になったので、JR三鷹駅に設置されたスペースを利用しました。
今回は、JR三鷹駅の「ステーションデスク」の使用感をご紹介します。
3タイプのシェアオフィス
「ステーションワーク」(STATION WORK)は、JR東日本の運営する「レンタルシェアオフィス」サービスです。
「ステーションブース」「ステーションデスク」「ホテルシェアオフィス」の3タイプがあります。
- ステーションブース:主に駅の中や、駅の近くに設置。1〜2人用の個室ブース
- ステーションデスク:主に駅の近くやホームに設置。部屋の中に1人用の個室部屋がある
- ホテルシェアオフィス:ホテル(ホテルメッツや新宿プリンスホテルなど)に設置
利用場所、用途により選ぶと良さそうですね。
場所、料金や各オフィスの空き状況等の詳細は、「ステーションワーク」の公式サイトをご確認ください。
サイトから会員登録をして、予約をします。
非常に見やすいサイトです。
「ステーションデスク」の利用方法
JR三鷹駅ホームの「ステーションデスク」を利用しました。
会員登録、予約方法
利用には、「ステーションワーク」の公式サイトで会員登録と、予約が必要です。
「ステーションデスク」の利用に、会員登録・予約は必須です(重要なので、後で説明しますね)。
入退室方法
入口のドアには、タッチパネルのディスプレイと、QRコードリーダがあります。
上側にあるタッチパネルの「QRコード」と書いているボタンに触れます。
すると、画面が切り替わります。
下側にある「QRコードリーダ」が起動します。
スマホで「ステーションワーク」の公式サイトにログイン後、表示される「QRコード」を、カードリーダーにかざして入室(開錠)します。
退出も方法は同じです。
「ステーションデスク」の気になる内部
公式サイトには載っていない、気になる「ステーションデスク」内側(広さや使い勝手)を紹介したいと思います。
感染対策
入ってすぐに、アルコール消毒が設置されていました。
また、空気清浄機が1台ありました。
CUBE(完全個室)とSHELTER(半個室)
中は禁煙です。
ホームの中のスペースということもあり、通路は狭いです。
入って奥の2席が、完全個室「CUBE」、すぐ手前の2席が、半個室の「SHELTER」でした。
CUBEとSHELTERの違い
CUBE | SHELTER | |
---|---|---|
形態 | 完全個室 | 半個室 |
通話 | 通話可能 | 通話禁止(ネット会議不可) |
料金(税込) | 275円 ※一部キャンペーン価格あり(2021年5月現在) |
SHELTER(半個室)では、通話が禁止されているので、ネット会議などはできません。
テレビ会議の予定などがある場合は、注意しましょう。
そして、CUBE(完全個室)とSHELTER(半個室)では大きさは変わらず、料金も変わりません。
値段が変わらないのは、不思議ですね。
CUBE(完全個室)の方が、ネット会議もでき、プライバシーも保たれていいのかな、と感じました。
また、JR三鷹駅ホーム上りと下りの建物で、造りが異なっていたのも不思議でした。
上りSHELTER(半個室)は、布ロールカーテンだったのに対し、下りホームのSHELTER(半個室)はスライドドアでした。
個室の中
個室内に、机と椅子、ハンガーがあります。
机には、コンセントが(2)と、USBポート(1)がついてます。
個室内では、食事は禁止、アルコール以外の飲み物は持ち込み可となっています。
Wi-Fi完備となっています。
また、各スペースにエアコンが付いて、快適です。
⼀⼈で作業をする分には⼗分な⼤きさです。
利用する上で、会員登録、予約は必要か?
ネットで調べたところ、「会員登録、予約なしでも利用可能」との情報がありました。
ステーションワークの公式サイトでも、BOOTHと・DESKそれぞれ「予約なしでも利用できます」との表記があります(2011年5月11日現在)。
実際のところどうなのか、問い合わせてみました。
ステーション「デスク」は、会員登録、予約必須
ステーション「デスク」の利用には、会員登録と予約が必要です。
会員登録、予約は、「ステーションワーク」の公式サイトで行います。
サイトにログイン後、表示される「QRコード」をカードリーダーにかざし、入室(開錠)します。
「QRコード」は、毎日0時に更新されるため、(日を跨ぐ利用は)再ログインをする必要があります。
ステーション「ブース」は、空席であれば、会員認証、予約なしに使用可能
ステーション「ブース」は、空席であれば、会員認証(と予約)なしで、利用が可能です。
利用方法は以下です。
- タッチパネルから「一般」を選択
- 利用時間を選択
- 「交通IC支払い」を選択
- 「交通系IC(Suica、Pasmoなど)」をカードリーダーにかざした後、入室(開錠)
注意点は以下となります。
- 利用可能時間は「最大60分」(前後に予約が入ってない場合)
- 交通系ICでの決済
交通系ICさえ持っていれば、すぐに利用ができるのは便利でいいですね。
まとめ
「ステーションデスク」の個室は、一人で作業をするには十分な広さで、集中してお仕事など捗ります。
上手に使えば、隙間時間を有効に活用できますね。
また、ネット会議もでき、プライバシーも保たれる「CUBE(完全個室)」がおすすめです。
今後、設置場所が増えるといいな、と思っています。
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